一目惚れから始まる恋

まずは分団で集まって３年合同で
分団長
副分団長を決めるらしい…


どうか、どうかなりませんように…

まずは立候補者を募る先生…
誰も手を上げなかった…

『じゃぁ部団長に推薦したい人がいる人…』
と、聞いた先生

そしたら、
サトが
『先生！トキがいいです!!』

なにいってんだこいつは、と、睨んだけど、サトはにかっと笑って
『トキいいじゃん!!青春じゃん』

なんて笑ってやがる…

『夏木いいか？』
って先生が聞くけど…
『俺納得いきません!!サトでいいじゃん!!』
って推薦のお返し…

サトは苦笑いしてやがる

様ぁみろだて(笑)

そしたら先生が
『じゃぁ皆目つぶれ多数決だ』
『夏木』
今きっと先生が数数えてる…

『岡本』


『はい！』
パンっと先生が手を叩いて
『決まりだ』
『夏木前でろ文句なしでお前に決まり!!』
俺は言われた通りに前に出た
そして結果が書いてある黒板に目をやりガッカリ
『てか、サトにてあげたの俺だけかよ』
って言うと皆笑った

『なんだよテメーらは苦情だな』
そしたら次々
『いいじゃねーかトキ敷かしきれねーよ』
なんて勝手なこと言いやがる…

副は咲(宮本咲)に決まった

俺の幼馴染み

小さい頃からよく遊んだ

咲きには…アイツがいる

アイツと俺は、中学入学前咲きが特別だと思っていた…

でも、オレとアイツの好きは

違ったんだ…

アイツは恋で

俺は友達としてだった