一目惚れから始まる恋
初めて二人でデート格とデート?!の約束してから放課後

今日は部活がなくて
カツとトキと 一緒に帰った…

カツがスポーツバックを振り回しながら
『トキエエな~
推薦なんてずり~ぞ!!

頭は、良いは
運動神経良い
顔よし…って全部もってんじゃん!!
神様は不公平だよな…』

って茶化すように言った

『何いってんの俺なんてコンプレックスの塊だぜ…小さいときは親の期待が大きいけーさぁー
俺だめだって思ってて…誉められたくて頑張ってるよーなもんだったからな~
今は自分の為に頑張ってるけどな…』
って笑った
目を細めて広角を右だけ少し挙げて笑うのトキの癖なのかな…

その姿が夕日を浴びて本当にきれいで…
彫りの深い顔立ちなのに

スッキリした顔…

小顔でシャープな顎ライン
極めの細かいツルツルの肌

笑うと覗くはなんてきっちり揃ってて
きれいさをより引き立たせていて…

こんなに素敵な人と二日後にデートできちゃうなんて…

つカツがトキに
『トキって教師目指してんだったけ!?』
って前を見つめながら聞いた

『まぁ、そうだな~』
って少し照れたように話し出した
『まだはっきりとは決まってないけど
なれるといいなって思ってるかな~』


私はトキを見上げて
『トキって教師になるのが夢だったんだね!すごーい♪トキが先生だったら私もやる気出るのになぁ』

トキが私をみて
『はーぁ、何?ジュン、やる気が出るのになぁってじゃぁ俺が教師になるまで中学生でいる!?そしたら俺が教師になって帰ってきてやるよ』
って笑っていった

私は膨れっ面して
『もー例えばだって!!トキのバカ…』

カツが隣で大笑いしていて

トキが機嫌を取ろうと必死になって
『冗談だって!!ジュンジュン♪ねー
大体!!中学は義務教育しょ留年なんてできねーじゃん…
高校だな(笑)』

結局最後はまたからかうんだ…

『とーキー!!もー』

『ごめーん
ジュンが生徒だったら俺嬉しいよ』
ってトキが遠くの山をみつめて言った…

私の顔が赤いのはきっと夕日が隠してくれたかな…


トキが好き‥…


やっぱりこの気持ち隠すの辛い…

でも、この関係が壊れるのが一番怖かった―

トキが将来をもう決めていて…正直スゴイと、思った…
< 66 / 86 >

この作品をシェア

pagetop