一目惚れから始まる恋

告白の時

俺とジュンだけになった
体育館の裏で

『オレ中３の春に城木 純に恋をしたんだ…ずっと言えなかった…ずっと言いたかったけど、バンドのこと、仲間のことこの皆でいたあの時間を俺の気持ちを言うことで壊してしまいたくなかったんだ…今やっと伝えることが出来る…

俺はジュンが好きです』


ってジュンを見てしっかり伝えた




ジュンは大きな目を見開いて

ビックリしてるようで

言葉を発することなく俺を見ていたい


『別に何も言わなくていいよ!!俺の気持ちを伝えて3年半ぐらいの片想いに蹴りつけて前に進まないと俺も立ち止まったままだからさ…』
っていって

後ろに振り向いたら

『待って…』

ってジュンが潤んだ瞳でオレを見た

『私も好きだった…ずっともう何年も…怖かったトキと話せなくなったりこの関係が壊れるぐらいならって思ってたし…トキは、他の子が好きなんやと思ってた…

ほら、初めて星を一緒に見た日
好きなひとがいるって繋がってる気がするんだっていってたから…』

俺
『あれ…ジュンだよ…あのときもうジュンが好きだったからてかこんなのいったら引くだろうけど…
ジュンに近づいたの好きだからやし
ごめん…下心から…ジュンと接点が欲しかったから』
って頭を掻いた…

ジュンが
クスクスって笑って

『なんだ…ずっと両思いだったんだね
トキは、私の一等星やね♪どこにおっても…私が見つけるけ』