イチ日記(にっち)
イチと料理
イチは料理をしない。家での料理担当は僕だ。
掃除、洗濯がイチの担当だ。

ちょっと前に料理をする男がモテるとか流行ってるみたいなことを聞いたけどそんなの家では当たり前のことなので。

イチと二人でテレビに向かって「家は最先端だな」
みたいなことを言った記憶がある。

そんな料理をしないイチに作らせると右に出るものはいないというものがある。
それは「おにぎり」だ。

ちなみにイチ語では
『おにぎし』という。

とにかくイチの握る『おにぎし』はなぜか旨い。
ほどよい固さと大きさに、ちょうどいい塩加減で具など入ってなくてもなぜだか旨い。

しかし、年に一回食べれるかどうかのプレミアムなものなのでそうそう味わうことができないのが残念だ。

パパの作るご飯が美味しいという。家のチビ達に食わせてみたいもんである。

「久しぶりにニギニギしようかな」とか言って作ってくれないかな？

それと、イチの作る即席めんの塩ラーメンも異様に旨い。

もしかしてイチは天才なのかも知れない。
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