幼なじみと恋の予感?
「....ぷはっ。」


ハァハァと息も荒くなっている。

「さぁ言えよ。
好きって!」


そういって、また近づいてくる。

「んー。もー。
好き!大好きー。」

そう叫ぶと。

ニヤッと
笑うケント。

「そんなに好きか?

叫ぶほど オレが好きなのかよ。

ふぅーん。」

「ケントが
言えって言うから
言っただけだもん!」


また叫んで訴える。

「うるせぇー。

とりあえず寝るぞっ!」

そういって ケントは
私の上から横に移動した。

「ねぇ。
ケント。私どこに寝ればいいの?」

「ここ!
動くなよ。」
そういって 私を抱きしめて来た。


「ちょっ!ちょっと!」

でも
返事が聞こえない。

聞こえてきたのは
スースースー。

規則正しい寝息。
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