運命のいたずら
バイト先〜花蓮〜
やばい!今日のお相手の人…有名社長だよ…この人失ったら生活してけないよ!
ガチャン…
「遅れてすいませんでした…」
「花蓮…心配したじゃないか…」
「おいで」
「はい…あの、怒らないんですか?」
恐る恐る聞いてみた…
「怒らないよ?ただ…今日はいつもとは違うプレイにしようか」
「わかりました。頑張ります…」
まさか…SM?!
そんなんしたことないよ?!
お風呂に入りいつも通り…
SM…でした…
ヒクヒクしてる…初めて。こんなの…
「花蓮、高校生になったんだよな?」
「あ、はい。おかげさまで…感謝してます」
私がこの学校に入れたのは社長の力
気に入ってもらえてるのかな…
すっごく感謝してる
「これ…入学祝いだよ。高校生活頑張ってくれ」
「あ、ありがとうございます!」
びっくりした。社長さんにお世話になってばかりだ…なんでここまでしてくれるんだろ……
「ありがとうございました。」
「気をつけて帰ってね」
そう言って別れた
私のことをついて来た人がいたことも知らなかった…
そして、自分に戸籍がないことも知らなかった
この社長さんが本当の両親と深く関わっていた人だということも