運命のいたずら
10分休み〜なおと〜
ここの学校キチガイか?
なんで
2時間目と3時間目の間しか10分休みないんだよw
それ以外5分休みとかそれ休みって言わないだろ
1年3組の前
「斗真」
「「きゃーーーーー!!!!」」
女子たちの声は聞こえないとして
「斗真。早く」
「あ、なおとー!今行く」
「「まってよぉぉ…」」
「ごめんな」
「場所、変えるか」
「おう。」
「昨日、どうだった?花蓮のバイト」
「あ、あぁ…その前になおと。花蓮ちゃんの矛盾に気づいてるか?」
斗真からこんなこと聞かれるなんて思わなかった
「あぁ。なんとなくだけど。あいつ戸籍ないのになんで学校来れてるんだ?家借りれてるのもおかしい…それに通帳もあるのもおかしい…確実に誰かが支えてる。」
「気づいてたのか。俺も思ってたんだ…伝えようかすげー迷ってた。」
「家賃とか学費の請求先の名前…見つけたんだ。お前も知って…」
「武田社長…だろ?」
「なんで、それを…」
「花蓮ちゃん…昨日、ラブホテルにいた。入る時すごく慣れてた。そのあと出て来た時武田社長と一緒だった…」
「嫌な予感はしてた…ただ、信じたくなかった。花蓮がやってるの。援助交際…だよな…」
「そうなるよな…どうする?武田社長に聞くか?」
「花蓮は知ってるのか?自分の両親と親密な関係にあること」
「多分知らないと思う…」
「斗真、まだ花蓮には言うな。どんな事情があっても俺らは花蓮を守らなきゃダメなんだ。いいな?」
「必ず」
「ありがとな。」
そう言って別れた