運命のいたずら
昼休み〜なおと〜
やっと昼だよ…
提出物をしてなかった俺は先生に呼ばれて職員室に行った
花蓮には先に屋上に行ってもらった
斗真がいると思ってたから
甘かった…
「なおとー!」
呼ばれる声に振り返った
そこにいたのは斗真だった
花蓮のとこにいるはずなんじゃ…
やばい…
「花蓮、いま屋上で一人だぞ」
「嘘だろ?!やばい。早くしねーと」
頼む…
ガチャ…
花蓮の荷物が置いてある
駆け寄るとその周りには血が飛び散っていた
「「!!!!!」」
「まさか、入学式の奴らに狙われてたんじゃ」
「それしかありえねぇ」
「花蓮ちゃん早く探さないと本当に食われちまう」
「俺はなおとと自分の荷物まとめてくる。10分後に駅前な!!」
「おう。」
そう言って斗真は降りて行った
俺は、花蓮の荷物をまとめて花蓮に電話をかけた
プルプルプルプル…
出ない…
花蓮…頼む
無事でいて