運命のいたずら
アジト〜花蓮〜
「うぅ…頭痛い…」
え…?ここ、どこ…
「起きたか。花蓮ちゃん」
そう言って私の顎を掴んできた
「俺の名前言ってなかったよな。俺は高3の渡辺こうただ。よろしくね、花蓮ちゃん」
「離してください。」
「強気だねぇ…花蓮ちゃん?いま自分がどんな状況か分かってる?」
「え…?」
その言葉に私は動揺を隠せなかった
椅子に座らされ、身動きが取れない
それを面白がるように見てる渡辺こうたの仲間たち
怖い…死にそう
「花蓮ちゃん、この前の続き…しよっか」
「やめてっ!」
身動きが取れなかったら何もできない…
集団の男たちが私に迫ってきた
面白がるようにブラウスのボタンを外してくる
「っ!!!やめてくださいっ!」
「うるさいなぁ。おい!縄もってこい」
そう言うと私に目隠しと猿轡(さるぐつわ)をしてきた
「んんん…ん…!」
「花蓮ちゃん、この屈辱…どう?」
「花蓮ちゃんの仲間、助けてくれないね?どうする?」
「ん…んんん!」
なおと、斗真…助けて…