運命のいたずら
アジト〜なおと〜
どこにいるんだよ!花蓮…
駅前
「なおと!」
「斗真、どこにいるか検討つくか?」
「俺、さっき聞いたんだ。寺島花蓮っての連れ出したからアジトに来いっていう話。そいつら捕まえて場所聞き出した」
随分、展開早いな…
「その情報…確かか?」
「大まかしか教えてくれなかった」
「この地区の廃墟らしい。手当たり次第廃墟回るぞ。俺らこの地区に何年住んでると思う?だいたい予測つくだろ!急ぐぞ」
「おう。絶対助けるぞ!」
斗真…やけに心配してるな
とりあえず手当たり次第行くしかない
道を行く中ですれ違った俺らの学校の先輩
みんな、花蓮の話をしてる
花蓮を連れ去ったやつらの仲間なのかもしれない
「「寺島花蓮ってのちょーかわいいらしいなー。渡辺たちいまアジトに捕まえて縛り付けてるんじゃね?wwww」」
「「そうじゃね?花蓮って子もかわいそうだよな〜こうたみたいなのに捕まってさw」」
やっぱ花蓮のことだ…
「あの。渡辺こうたって人のアジトってどこですか?」
俺なに聞いてんだろ…殴られる
「「あ?」」
「「誰だてめぇ」」
「「教えるわけねーだろ。アホかww」」
「どこにいるか聞いてんだよ。教えろ」
「「てめぇっ!!」」
ドンっ…
思いっきり殴られた
教えてくれるわけないか
むかつくから一発お見舞いしてやろう
ドンっ!!!!!
「「いってぇ…なにすんだよ!」」
「何って。殴ったんですけど。それもわからないほど馬鹿なんですか?ww」
「「こんなやつの相手してる暇なんがない。早く花蓮ちゃん食べに行こうぜ」」
「「そうだな」」
そういって去って行ったやつらの後を追いかけた。
。。。。
ここだ…花蓮
今行くからな