運命のいたずら
そんな時

バタンっ!

え…?
周りの人が固まってる。

「花蓮のこと離せよ。嫌がってんだろ」

「お前誰だよ。俺らのおもちゃに何の用?」

「離せって言ってんだろ」

その時…
「なおとーなにしてんだよー?あれ?女の子大変そうじゃん。助けてやれよ」

「あ、斗真。助けよーとしてんだよ。ぼーっとしてないでさっさとやるぞ」

「りょ。」

その声とともに殴り合いの喧嘩が始まった

私のそばに来てくれたのはさっき斗真と呼ばれてた人だった

「大丈夫?花蓮ちゃん」
こいつもイケメンだな…おい…ドラマ的な展開…嘘だろ

「なんで、私の名前を…?」

「噂になってたからさ。2組の可愛い子が学校で一番悪い先輩に連れてかれたって。それで、なおとが助けるぞって言ってたから着いてきたんだよ〜。あいつが人助けなんてって思ったけど!花蓮ちゃん可愛いからなおと、惚れたんじゃ?」

え、そんなことがあったの…?
私のために?

なんで…?
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