セカンドデビュー【完】
琴音、さみしいのかな。
「……金の話を持ち出すんなら、まず、オレをここに住まわせていいか、親の許可を取って。ダメっていわれたらどうしようもない。アヤさんがOKなら、ここに住んで、お前のお世話するけど」
「……わかった。聞いてみる」
そういうと、ぱっと琴音は笑顔になり、すぐメールを打ち始めた。
……もう少し素直だったら可愛いのに。
なんでこう、ひねくれた言い方なんだろう。
「……金の話を持ち出すんなら、まず、オレをここに住まわせていいか、親の許可を取って。ダメっていわれたらどうしようもない。アヤさんがOKなら、ここに住んで、お前のお世話するけど」
「……わかった。聞いてみる」
そういうと、ぱっと琴音は笑顔になり、すぐメールを打ち始めた。
……もう少し素直だったら可愛いのに。
なんでこう、ひねくれた言い方なんだろう。