セカンドデビュー【完】
僕には彼女がいる。
倖太は反対していたけど、そのまま付き合っていたのは僕だ。



白い長い指が、頬に触れた。



「そばにいるよ」
「……」
「お前さえ良かったら」




泣いてた……。この僕が?

「笑って。イケメンが台無しだよ」
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