セカンドデビュー【完】
「解りました、水原さんには出演していただかなくて結構です。倖太くんだけで番組を作ります」
「待ちなさいよ。倖太くんはもうウチの事務所の子なのよ、勝手は許さないわ」
「水原さん、彼の雇い主かもあなたかもしれませんが、彼にこれといって仕事を与えているわけではないでしょう」
「なんですって」
「相方の息子を自分の子供のマネージャーさせてるだけなんて、ヒドイ話だと思いますがね。さあ倖太くん、行こう」
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