セカンドデビュー【完】
コンビニで話すことじゃない。
「じゃ、行こう」
夏休みが終わったとはいえ、平日の昼間でも都内の道は混んでいて、時折渋滞に巻き込まれる。
「ひなびたところだけど、いい温泉があるんだ」
「ふーん」
温泉に行くのに、こんなに遠出をしなくてもいいんじゃないか、と思いつつ、琴音やリオの近況を語り合う。
松本はもともと琴音のマネージャーだった。
妹のリオがアイドルを目指した関係で琴音のマネージャーを辞めたようだった。
国道411号線に入ったあたりから、車はスイスイと西に進みはじめた。
着いた場所は奥多摩駅の近く。
「じゃ、行こう」
夏休みが終わったとはいえ、平日の昼間でも都内の道は混んでいて、時折渋滞に巻き込まれる。
「ひなびたところだけど、いい温泉があるんだ」
「ふーん」
温泉に行くのに、こんなに遠出をしなくてもいいんじゃないか、と思いつつ、琴音やリオの近況を語り合う。
松本はもともと琴音のマネージャーだった。
妹のリオがアイドルを目指した関係で琴音のマネージャーを辞めたようだった。
国道411号線に入ったあたりから、車はスイスイと西に進みはじめた。
着いた場所は奥多摩駅の近く。