セカンドデビュー【完】
「以前、立花美香さんのお墓に遺品を納めにきた人がいませんでしたか」
「納骨をしてから1年くらいしてからだったと思いますよ。事務所の方が来て」
「……僕の母ではありませんでしたか?」
「そうです、水原アヤさんでしたよ。立花さんの息子さんを連れて」
息子?
倖太のはずがない。
「……この人ではありませんでしたか?」
携帯から画像を開き、写真を見せる。
倖太と同世代。彼しかいない。
「ええ、この方でしたよ」
「わかりました。ありがとうございます」
「納骨をしてから1年くらいしてからだったと思いますよ。事務所の方が来て」
「……僕の母ではありませんでしたか?」
「そうです、水原アヤさんでしたよ。立花さんの息子さんを連れて」
息子?
倖太のはずがない。
「……この人ではありませんでしたか?」
携帯から画像を開き、写真を見せる。
倖太と同世代。彼しかいない。
「ええ、この方でしたよ」
「わかりました。ありがとうございます」