セカンドデビュー【完】
琴音とよく似た衣装。
最初から作ってあったんだな。
メイクをして髪をセットしてもらって、リハーサルを待つ。
「倖太」
「ん?」
二人だけの楽屋で、久しぶりにキスをした。
「今日のライブが、倖太の二回目のデビューだよ」
「ああ。……ちょっと違う」
「どういうこと?」
「オレたち二人の、だよ」
オレも強くなるから。
二人で生きていこう。
君のために生きていきたい。
「準備できました、スタンバイお願いしまーす」
とスタッフが声をかけてよこした。
「琴音、行こう」
「うん!」
完
最初から作ってあったんだな。
メイクをして髪をセットしてもらって、リハーサルを待つ。
「倖太」
「ん?」
二人だけの楽屋で、久しぶりにキスをした。
「今日のライブが、倖太の二回目のデビューだよ」
「ああ。……ちょっと違う」
「どういうこと?」
「オレたち二人の、だよ」
オレも強くなるから。
二人で生きていこう。
君のために生きていきたい。
「準備できました、スタンバイお願いしまーす」
とスタッフが声をかけてよこした。
「琴音、行こう」
「うん!」
完