16歳の思い出
「何言って・・・」

「もう。未来なんて生まれてこなきゃよかったのに!
未来なんか死んじゃえ。
バイバイ。」

奈々は、手に持っていたナイフで

グサァ!

私を刺した。

「ゔぅ!」

「「「「未来ー!」」」」

「はは。はははは!やった!やっと!」

私は刺された腹部を手で押さえながら
奈々に近づいた。そして、

『奈々。気づいてあげられなくてごめんね。
言ってくれてありがとう。じゃあね。』

バタッ!

「いやぁ。・・・・いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

「おい!早く救急車呼べ!」
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