あなたに

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あの日
あの時
あなたがいた場所に
行って
あなたが触れていたものに触れる

今はいないけど
確かにあの日あの時
あなたはいたよね

ほかの誰もが
覚えていなくても
あたしはちゃんと
覚えてる

あの日あの時のあなたと
同じ場所にいて
同じものに触れても
嬉しいようで
さみしい

あなたの温もりは
ない

ただ、ただ…
愛しいあなたの姿が
頭に浮かんでは消える

どんなに想っても
あなたは近くにいなくて…
遠いのに大きすぎる存在

想いは募るばかりで


遠くて届かない
けど

あなたのこと
『好き』って気持ち
一瞬でも消えない

むしろ一分一秒
毎日の一瞬一瞬
あなたへの『愛しさ』は
増えている