空になった君を
教室に帰ると、


「美空!!どうだった!!??より戻った??」



「ううん。涼太、私より大切な人がいるみたい。だからその恋を応援することにしたの」




「え…………。嘘でしょ?」



亜美はびっくりしているのか固まったままだった。




「本当だよ。やっぱり私は人を好きになる資格ないのかな?」
< 116 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop