空になった君を
【どうして先輩が私のメアドを?】
【お前が寝てる間に登録した】 送信。
♪〜
【あ、そうだったんですか…。お昼ありがとうございます。じゃぁ、いただきますね】
【あぁ、お前も俺の登録しとけよ?じゃぁな】 送信。
「お?誰とメールしてんの〜?」
龍が携帯を覗いてきた。
「は?おいっ!見んなよ!」
俺は急いで携帯を隠した。
「宛先に美空って書いてなかった?」
ニヤニヤニヤニヤしながらそう聞いてきた。
「しらねぇーし」