空になった君を
亜美は塾に行っていて学年でも3位以内の入るほど頭がいい。


「塾なら仕方ないね。わかった!がんばってね!」


「うん、誰かに美空と帰るように頼んどくから」


「そこまでしなくていいよ!一人で大丈夫だから」



「ダメ!前みたいにナンパされたらどうすんのよ」



あれってナンパなの!?


「大丈夫だよ!今度こそ本当に」



「だーめ!校門で待ってて」


部活も終わり、言われたとおり校門で待っていた。すると、



「おい、帰るぞっ」



「え…………」



そこには福井先輩がいた。
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