空になった君を
な、なわけないか…



そして、しばらくするといつも学校の帰り道に寄っている公園のそばまで来た。



今日は先輩がいるから帰ってから行こうかなぁ…


ボフッ


急に止まった先輩にぶつかってしまった。



「ご、ごめんな『休憩、公園で休むぞ』」



謝ろうとした瞬間先輩に言われ、しかも公園に寄ることになった。



大きな桜の木下はところどころ、緑の葉がついてきた。



もうそろそろ夏だよね。
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