空になった君を
「ごめんね、今度から気をつけるね」
涼太の方を見ると安心したように微笑んだ。
「よしっ!俺から絶対はなれんなよ?行くぞッ!」
涼太に腕を掴まれ海へ走った。
溺れそうになったりしけど涼太が助けてくれて、亜美たちも楽しそうにはしゃいでいた。
空は夕暮れ。今日は龍先輩も亜美もいい感じに仲が良かった。今は二人で何処かへ行ってしまった。
「二人、うまく行くかなぁ?」
隣にいた涼太に聞いた。
「うまくいくんじゃね?あいつ山田のこと好きっぽいし」
「え?!そうなの!?じゃぁ、何も心配いらないね」