僕の、うさぎさん。
委員会と、うさぎ。
子犬事件?から1週間が過ぎたころ。
身体計測や、オリエンテーションなんかがあって、慌ただしい生活を過ごしている。
「まじでっ!?真白、佐野ちゃんのこと好きになったのかよ!?」
「しーっ!!淳平!声が大きい!!」
体育で準備をしている間、俺は淳平に打ち明けた。
「…ほぉ。佐野ちゃんね。いいじゃん。意外と胸も大きそうだし」
淳平は、少し離れたところで準備体操をしている女子たちの中のさのひなこを見て言った。
「ちょ…お前、どこ見てんだよ」
バシッと淳平の背中叩いた。
「まぁ、舞ちゃんには敵わないがな。マイエンジェル、舞エンジェル、なんつって。」
バカだなぁ淳平…
俺は苦笑いしてさのひなこを見た。