続》スウィートレッスン
『あぁ…』
『えっ、本当にいいの!?』
この時 俺が集中していたのは 美樹の話じゃなく、大きな画面の中にいる…手強い敵のボスだった。
だから 話の流れで テキトーに『あぁ…』なんて、簡単に返事をしてしまった。
でも 美樹は168センチの長身にスタイルも抜群なうえ、
きつめの印象的な切れ長の瞳に、ふっくらした厚めの唇も魅惑的で顔もかなりの美人。
そんなヤツから その後
『嬉しい!わたし 大地のことが はじめから気になってたんだぁ~』
こんなふうに 言われたら、はっきり言って悪い気はしない。
中、高校時代、それなりに遊んでいた俺だから、美樹とも その延長線上って感じで、この日から 付き合うことになった。