続》スウィートレッスン
その美樹と、大学を卒業して以来…今日まで 会ったことはなかった。
だから 今日が約2年振りの再会ってことになる。
「そんな緊張しないでいいからね。わからないことがあった時は、他の先生に聞いてくれたら いいし…」
美樹の肩に軽く手を置いた…エロ教頭。
妙に嫌らしく感じる その目が、生徒から嫌われていること…わかってないのか?
職員室の1番奥に置かれた自分の席から、その様子を見ていると
「あっ…そうそう。ちょうど高瀬先生と同じ大学を卒業している早川先生がいるんです。歳も同じくらいじゃないかな?」
教頭が 美樹にタイミングよく俺のことを紹介した。
「あっ……」
思わず、こっちを見た美樹が声を漏らす。
久々に見た美樹は、2年前の卒業式の日に見た あの時よりも
頬の辺りが シャープになっていて…もっと 魅力的な女性になっているように感じた。