続》スウィートレッスン
「それと大変 急ですが 今夜 高瀬先生の歓迎会をしたいと思います。みなさん ちゃんと参加するようにして下さい」
えっ…!?聞いてないんだけど。
明日は 土曜日だから、今夜は久し振りにヒナと2人で過ごせると思っていたのに──・・・
「久し振りね。元気にしてた?」
気が付くと、教頭の姿は職員室から消えていて
その代わりに 俺の隣に美樹が立っていた。
「……まぁな」
「久し振りの再会なのに、なんだか冷たくない?」
「…そうか?前とあんまり 変わらないと思うけど…」
近くで見ると、ますますエロい美樹の口元。
艶っぽくて…ふっくらとした唇に、一瞬とは言え 目を奪われた俺は
これから自分が おかしてしまうとんでもない事を…この時 予想すらできていなかった。