愛しのパシリくん



私は、図書室を飛び出していた。








伊藤に私の気持ちを、今すぐ伝えるには――…







この方法しかない。








そして、私が飛び込んだところは










放送室。










自分勝手だって分かってる。









だけど、今伝えないと








もう間に合わないような気がするんだ。








そして私は、マイクの電源を入れた。









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