側に‥‥。


援交が私の全てになった。



好きでもない男に抱かれて、キスをされる。


一回ヤると約3万‥。
毎日一人としても、一ヶ月で100万近い。





私には、これしかなかった。


いや、これしか無くなったんだ。








私は、援交で出会った一人の男の家に住ませてもらえる事になった。

男の名前は秀司。

条件は、タダでヤる事。




それでも良かった。


誰かに必要とされたかっただけかもしれない。



秀司も、誰かを必要としていたみたいだったから‥‥‥。



**********

秀司との初めては掲示板で交した口約束からきた。




「こんばんわ♪」

教えられた車を覗き、軽く笑って挨拶をする。


「あぁ‥。乗って。」

「はい。」



第1印象は‥‥良く覚えてない。


「じゃあ、行くよ?平気?」


「あっ‥‥大丈夫です。」




短い会話をして、車は走りはじめた。






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