側に‥‥。

運命



「梨那?り−なチャン?」

「へ?‥‥‥あ、ごめん☆」

「ぼーっとして、何考えてんだぁ?あんまり酒減ってないし。」

「大丈夫♪今日ゎ飲むもんね☆」

「ならいいけど!」


遊奈に呼ばれるまで、気付かなかった。

最近、過去を振り返る事が多い。
何でかは、分からないけど奥底に閉ざしていた記憶が鮮明に蘇ってくる。


‥嫌んなる。




過去の事は思い出したくない。





それをまぎらわすかのように、持っていた缶の中身を一気に飲んだ。



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