側に‥‥。
「‥‥かったるいなぁ、ったく‥。」
ブツブツ独り言を呟きながら、
いつの間にか眠っていた―――
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チュンチュン‥‥‥
チュチュチュ‥‥――――
ありきたりな小鳥の鳴き声が、
まだ薄暗い空に響いて溶け込んでいった。
それと同じように、私の頭の中にも入り込んでくる。
「‥‥‥んん゛〜‥。」
いつもは鳥の鳴き声くらいじゃ起きないのに、
今日は何故か目が覚めた。
時計を見るとまだ六時半過ぎ‥‥。
そしてまだまだ瞼が重い。
「‥‥もっかい寝るかな〜‥‥」
そう思って、ゆっくり目を閉じようとすると
〜♪〜〜♪〜♪〜‥‥
頭のすぐ近くに置いてあったケータイが鳴った。
今ので完全に眠気醒めたし。
うんざりしながらケータイを開いて画面に目をやる。