サヨウナラ(アイシテルside祐)

俺はこたぁのこういう所が好きだった。



人のことをどうこう詮索してきたり、引き止めたりしない。



そんなこたぁだったから三年間も一緒にいれたのかもしれない。



次の日学校へ行くといつものようにこたぁが何も言わずに横に来る。



俺は昨日のことを聞きながら、何気なく伸也のことを聞き出そうとした。



でも、そんな遠回しな策略はこたぁにはいらなかったみたいだ。

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