にゃんこ物語り1~えりなちゃんとシロ~
目が覚めたときにはもう お月様が東の空まで進んでて、えりなちゃんのパパも 帰って来ていました。
ママの声が聞こえてきます。
「えりな、歯磨きして もう寝なさい」
「はーい」
しばらくして ママとパパの声が聞こえて来ました。
「えりなったら またシロとお話ししてたのよ」
ママだわ…
「いいことじゃないか(笑)小さいときは 本当に動物と話せる子も居るらしいからなぁ!」
「でも シロにあげるからってお魚残しちゃうのよ? パパからも、ちゃんと『お魚食べなさい』っていってちょうだい!」
「それはいかんなぁ;でも 僕も魚は苦手だからなぁ!はっはっは」
「ちょっとパパ!」
「にゃ~ん」
「お、シロじゃないか!お前からもえりなに、ちゃんとお魚食べるようにいってくれよ~」
「にゃ~ん」
わかったわよ、えりなちゃんから お魚貰えなくなっても、パパから貰えるからね(笑)