虹の架かる橋
プロローグ
マサとの出逢い…。



それは、凄く自然であり偶然で、なおかつ必然で…
運命的だったんだ…。


今まで本気だと思っていた恋愛が、まるで幼少の頃の淡い思い出に思えるくらいに、私はマサに本気で惚れた。


マサに出逢うまでの私は、
『今が楽しければいい…』
って考えてたし、それまでに付き合った彼氏に対してだって、自己中心的でワガママばかり言ってた気がする。


私にとって、マサは太陽だった。


毎日変わらない姿で、私に光をくれる…。


私はずっとそう思っていたんだよ……。



……ずっと……。


…ずっと…。




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