虹の架かる橋
「マサだけど、今、出国ゲート入ってエスカレーター降りた所に居るよ。最後の公衆電話だよ。」
「ケイ、どうせ泣いてるんでしょ?泣かない約束もう破ってるね。駄目だよ、約束は守るもんだから。」
「もう一つの約束は必ず守ってね。頑張らないって約束。」
「それは絶対に守ってよ。俺ね、本当にケイを好きだよ。だから、時計大事にするよ。時間を見るたび、ケイの笑った顔を思い出すよ。」
「だから、ケイも日本でずっと笑っててね。またね。手紙書くよ。」
そう言ってメッセージは終わった。
また私の涙腺が爆発した。
号泣した。
そして、後悔した。
何で電話が聞こえなかったんだろう?
話したかった。
本当に愛してるってマサに伝えたかったよ。
ケンとユリが居るのを忘れて「マサ、私も大好きだよ。」って叫んだ。
ねぇ、マサ?
私の気持ちはちゃんと知っていてくれてる?
「ケイ、どうせ泣いてるんでしょ?泣かない約束もう破ってるね。駄目だよ、約束は守るもんだから。」
「もう一つの約束は必ず守ってね。頑張らないって約束。」
「それは絶対に守ってよ。俺ね、本当にケイを好きだよ。だから、時計大事にするよ。時間を見るたび、ケイの笑った顔を思い出すよ。」
「だから、ケイも日本でずっと笑っててね。またね。手紙書くよ。」
そう言ってメッセージは終わった。
また私の涙腺が爆発した。
号泣した。
そして、後悔した。
何で電話が聞こえなかったんだろう?
話したかった。
本当に愛してるってマサに伝えたかったよ。
ケンとユリが居るのを忘れて「マサ、私も大好きだよ。」って叫んだ。
ねぇ、マサ?
私の気持ちはちゃんと知っていてくれてる?