虹の架かる橋
「ねぇマサ……。私の事ちゃんと好き?」
もう一度マサに訊いた。
「うん……。」
マサが言ったのは、ただ、うん、っと言う言葉だけだった。
胸が締め付けられる感じがした。
そんな強制のようにマサに好きと言わせて、私はそこから安心感など生み出せる程、心に余裕なんて無いのに……。
涙が込み上げてきた……。
そんな時に、無残にも国際電話カードの残高が無くなるという、警告音が鳴った。
「あ!電話切れる。」
私はマサにそう言った。
「うん。ケイ、不安にさせてごめんね。NZに居てごめ。」
と、そこで電話は切れてしまった。
おそらく最後は、ごめん、と言いたかったんだろう。
その続きは無かったのかな……。
ねぇ、マサ?
私はマサの彼女で居ていいんだよね?
ミーの存在なんて気にしないでいいんだよね?
もう一度マサに訊いた。
「うん……。」
マサが言ったのは、ただ、うん、っと言う言葉だけだった。
胸が締め付けられる感じがした。
そんな強制のようにマサに好きと言わせて、私はそこから安心感など生み出せる程、心に余裕なんて無いのに……。
涙が込み上げてきた……。
そんな時に、無残にも国際電話カードの残高が無くなるという、警告音が鳴った。
「あ!電話切れる。」
私はマサにそう言った。
「うん。ケイ、不安にさせてごめんね。NZに居てごめ。」
と、そこで電話は切れてしまった。
おそらく最後は、ごめん、と言いたかったんだろう。
その続きは無かったのかな……。
ねぇ、マサ?
私はマサの彼女で居ていいんだよね?
ミーの存在なんて気にしないでいいんだよね?