虹の架かる橋
手紙は私の想像を裏切ってくれなかった。


そういう時だけ勘が当たるんだ…。


そんな勘なんて外れてほしいのにね…。


手紙を読み終えた私は、やっぱり泣いてしまっている。


私の幸せは、マサと一緒じゃなくちゃ駄目なんだよ?


マサは解ってはないよ…。


なんだよ、手紙でさよならなんて嫌だよ。


電話かけるな?


そんなの無理だよ。


私は手紙の内容が何一つ理解が出来なかった。



ねぇ、マサ?


この手紙は嘘だよね…?


マサ、私はマサと別れるなんて嘘にしか思えないよ……。



< 225 / 305 >

この作品をシェア

pagetop