虹の架かる橋
私だって、毎日、毎秒逢いたいと思ったよ…。


マサは何してるの？って常に考えてたよ…。


後悔して、５年の時期を過ごしたよ。


なんでミーを会わせてしまったんだろう、って…。


だけど時間は戻らない、って何度もうんざりする程、実感したよ。


ずっと、ずっと逢いたかった…。


マサの事を考えなかった日は無かった。




だけど、私は今日マサをふった。


自分でも信じられない行動だよね…。


なんだか、全ての時間が終わった気がした。


マサに関わる事すべて、全部が私の中で終わったような気持ちになった…。


そんな気持ちのまま、涙を流しながらベットに入り込んだ。


私が下した決断は、間違ってたのかな…？


そう思わずには居られないまま、いつしか眠りについていた。


マサの夢を久しぶりに見ている気がする。


それは遠い過去であり、２人揃って幸せな時間を過ごしていたように思える夢だった。


２人は、とても良い笑顔で笑っていた…。




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表紙・目次

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