虹の架かる橋
神様からのプレゼント
「マサ、今日は最後の晩だし、私の部屋にお泊りしてほしい。」
私はチョット大胆な発言をしてみた。


「いいよ。ってか、俺も泊まろうかな？って思ってた。」


予想外の答えだった。


私は荷造りを終えると、マサの横に座った。


そして私からそっとマサにキスをした。


マサに告白して以来、マサからのスキンシップのような事をされなくなった私は考えていた。


何故されなくなったんだろう？って。


答えは私なりに、マサは私に気を使って、思い出を作らないようにしてくれてるんだ、って思った。


思い出が多ければ、私が辛くなる、ってマサは考える奴だ。


だから今、私からキスをした。


マサは嫌がる訳でもなく私のキスに答えてくれた。


切ないけど甘い時間…。


私達は自然に身を任せて一つになった…。





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表紙・目次

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