虹の架かる橋
案内された席は、窓側のカップル席みたいな感じで、真っ正面には夜の海が見えて、料理もそこそこ美味しくて、幸せな気分だった。


いい思い出がまた一つ増えた。


そして、私たちは横須賀に向かった。


「ケイ、ケンに電話してくれる?もうここ、横須賀だから。」


「うん、わかった。」
私はケンに電話をかけた。


「もしもし、今もう横須賀らしいんだけど、何処に行けばいいの?」


「どの道から来たの?」


「私、解らないから、マサに代わるね。」
と言って、マサに電話を渡した。


マサは待ち合わせ場所を決めて、電話を切った。


なんで免許取ったばかりの人間が、こんなに道を知ってるんだろう…。


私なんて、全然知らないのに。


そして、待ち合わせ場所のファミレスに到着。




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