Dear:届かない君へ
1話



ーー...一年後


私たちは高校二年となった。

クラスも替わり、学校全体が新しい空気に包まれた。

「結葉ぁー!またうちら同じクラスだね!」

元気良く私に飛びついてきたのは、一年の頃から親友の、木之本瑠花(キノモトルカ)

「あ〜ぁ、また瑠花と同じクラスかぁ〜」

「なにそれ!本当は嬉しいくせにい〜っ」


テンションの高い瑠花と一緒にいるといつでも楽しい気分になれるし、瑠花の言ったおり、また同じクラスになれて嬉しかったりする


「でもこのクラス、結葉ぐらいしか知り合いいないなあ。」

不安そうに辺りを見回す瑠花

確かに私も瑠花ぐらいしか知り合いがいない

「うちも上手くやってけるか不安...」

「まあでも、新しい友達たくさん増えるよね!」

「うん、そうだね。」

瑠花の言う通り、ポジティブに考えてくようにしよう。


『高校二年生は人生で一番楽しい時期だ』

と、誰かがそういっていたきがする



HRのチャイムを聞いた私たちは、これから始まる新生活に心を躍らせながら席に着いた
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