本当の私を愛して下さい。

第一章

今日は待ちに待った入学式!!

桜の花びらが舞って太陽の陽射しがぽかぽかで....
うん、めっちゃ入学式日和♪

私の名前は高山夢芽。
今日で高校生になります。
ちなみに、私のこれから通う紅葉高校はめっちゃ制服が可愛いって有名なんだ!!

赤のチェックのスカートとリボンに一目惚れしてしまった私は直ぐに志望校が決定!!

まぁレベルも普通位だから楽々合格しましたヽ(*´▽)ノ♪





そして、今日は入学式!!
と言うことで朝からテンションMAX♪


友達できるといいなぁー

そうこうしてるうちに学校に到着!!


うわー人がいっぱい
って当たり前か…入学式だしね!!


皆、親と一緒に幸せそうな顔をして体育館に向かってる。

いいなぁ、私も親と来たかったな!!
まぁ今日は、妹の夢衣のモデル撮影日だから来ないって分かってたけどね～

私の妹の夢衣は、
今流行りのnonnon雑誌の人気モデルなのだ!!
昔から妹と私どっちにつくかって言ったら100%妹優先の親だったから私の行事と妹の撮影が重なったらいつも妹の方に行く。
だから、こういうのは慣れっこなんだ!!


こんな事で暗くなってないで私も早く体育館に向かおう。

その前にクラス確認しなきゃぁー♪

なん組かなぁー


おっ名前発見♪
｢｢三組だ!!｣｣
つい声にだしてしまうと隣にいた人とハモってしまった。
のでその人を確認しようと横を向くと、
その女の子もタイミングよく振り向いてきた!!


うわー可愛い子だなぁ!!

だって、
ぱっちりお目めに少し焼けたお麦色の肌に茶色のショートカット、
なんか仲良くなれそう!!

ぜひとも友達になりたい!!

そう思い勇気をだして声を掛けてみた。
｢三組なんですか？｣

すると、その女の子は満面の笑みを浮かべて
｢うん、あなたも三組でしょ!!同くらなんだからためでいいよ!!私は藤城紗南。宜しくね～(^o^)／~~｣

｢あっ、私は高山夢芽､宜しくね♪｣
見た目通りフレンドリーな子だな♪