本当の私を愛して下さい。
そういえば、紗南って一人かな。
一緒に体育館までいきたいなぁ。

そう思いながらダメもとで
聞いてみる事にした、

「ねぇ紗南、今日ご両親来てる?
 出来れば一緒に移動しない?」

すると、
紗南は笑顔で
「全然いいよ、私も誘おうかなと思ってたし」
と言ってくれた。


なんて可愛い笑顔・・・。

そう思い見とれていると、

「もう夢芽、突っ立ってないで早く行くよ!!」

と言われ置いていかれそうになった。
紗南とおしゃべりしながら体育館に入るともうほとんどの人が集まっていた!!

だから、急いで自分の時間がクラスの列に向かった。
< 2 / 16 >

この作品をシェア

pagetop