本当の私を愛して下さい。
「あっ、よろしくね☆
同じクラスだったんだね!!
わたし、高山夢芽。」

「私は、如月 玲(キサラギレイ)」

へぇ、
なんか、見た目にぴったりな名前…
かっこいいなぁ、

「ちょっとー、
二人だけでいい感じならないで
私もいれてよ…怒」

「はは、ごめんって。
玲♪こっちは藤城紗南。
私もさっき仲良くなったんだ。」

私が紹介すると

「紗南でーす。
よろしくね☆」

この二人性格とか雰囲気は正反対だけど
並ぶと美人同士だから絵になるなぁ!!

なんか、私だけ浮いてる!??

でも、
初日からこんなにいい人達と友達になれて
私は幸せものだな。
と染々そう思った。


入学式中は、
緊張しすぎて終わった頃には
精心的に疲れてしまった。

「はぁ」

疲れたせいでついため息が...

「ちょっとー!
 高校生活始まったばかりなのに
 ため息つかないでよー。」

「逆になんで紗南はそんなに元気なの?!!」

「そりゃぁ、
 式中に眠って体力回復させたからぁ 笑」

いやいや、
そんな事を自慢気に言われても...
しかも、
入学式そうそうもう寝たの!???

すごい勇気だな~!

私もその勇気が欲しいよ~!!
はあ、

んっ、もうため息つかない。
決めた!

変な決意をしながら玲と紗南と教室に向かった。

あぁ、ここが今日から通う教室か、

そこの教室からは
運動場を見下ろす事ができ
それが青い空とマッチしてて
とても綺麗な風景を見ることができた。

しかもラッキーなことに私の席は
窓際の三番目だった。

玲が私の前でその前が紗南かぁ。

なんか楽しい一年になりそうだな!!

ガラガラガラ

教室のドアが開く音がしたので
そこをみると....

担任の中村健(ナカムラ タケル)先生が入ってきた。

きゃーーー☆


結構ハンサムな
先生は女子に人気....
だけど、
女子に興味が無いらしく皆の黄色い声も無視して
教卓に立った。

< 4 / 16 >

この作品をシェア

pagetop