変わり者同盟
・・・・・・・・・え・・・・・・
目を見開けば、べっしーん!と、美沙ちゃんが菜子ちゃんの頭を叩いた。
「いったー!何すんの美沙!」
「何すんのじゃないでしょ!冬香の気持ちも考えろ!
ごめんね冬香。こいつ、デリカシーとか皆無だから。
友達になるっていうのは、冬香がよければでいいの、よければで。」
大人っぽい笑みを浮かべながら優しく言う美沙ちゃん。
そんな美沙ちゃんにぶーぶー文句を言ってる菜子ちゃん。
・・・あったかい・・・・・・。
ふと思った。この2人は温かいと。
『友達になろう!』
なれる、のかな?この2人と、友達っていう繋がりを持てるのかな?
でも、もし、持てるのならば――持ちたい。
私は、2人を真っ直ぐに見つめて、頭を下げた。
「私も、友達になりたいです。今度こそ、友達になりたいです。
よろしくお願いしますっ!」
「ひゃっほーう!いいじゃん冬香!これまでの数億倍、楽しもう!」
「冬香、こちらこそよろしくね。・・・って言っても、すももの気持ちの整理が先なんだけど。」
美沙ちゃんの言葉に首を傾げれば、美沙ちゃんは微笑んだ。
「こっちの話よ。」
「ま、すももならなんとかなるっしょー」
・・・・・・・・・すももちゃん?
「でも、やっぱり、すももはすももで傷ついてるわよ、きっと。
行きましょう。」
「あー・・・確かにね。じゃ、とゆーことでまたね!冬香!」
そうして2人は、風にように去って行った。
「・・・・・・とゆーことって・・・どーゆーこと?」
私は1人、教室の中でハテナマークを大量生産させた。
目を見開けば、べっしーん!と、美沙ちゃんが菜子ちゃんの頭を叩いた。
「いったー!何すんの美沙!」
「何すんのじゃないでしょ!冬香の気持ちも考えろ!
ごめんね冬香。こいつ、デリカシーとか皆無だから。
友達になるっていうのは、冬香がよければでいいの、よければで。」
大人っぽい笑みを浮かべながら優しく言う美沙ちゃん。
そんな美沙ちゃんにぶーぶー文句を言ってる菜子ちゃん。
・・・あったかい・・・・・・。
ふと思った。この2人は温かいと。
『友達になろう!』
なれる、のかな?この2人と、友達っていう繋がりを持てるのかな?
でも、もし、持てるのならば――持ちたい。
私は、2人を真っ直ぐに見つめて、頭を下げた。
「私も、友達になりたいです。今度こそ、友達になりたいです。
よろしくお願いしますっ!」
「ひゃっほーう!いいじゃん冬香!これまでの数億倍、楽しもう!」
「冬香、こちらこそよろしくね。・・・って言っても、すももの気持ちの整理が先なんだけど。」
美沙ちゃんの言葉に首を傾げれば、美沙ちゃんは微笑んだ。
「こっちの話よ。」
「ま、すももならなんとかなるっしょー」
・・・・・・・・・すももちゃん?
「でも、やっぱり、すももはすももで傷ついてるわよ、きっと。
行きましょう。」
「あー・・・確かにね。じゃ、とゆーことでまたね!冬香!」
そうして2人は、風にように去って行った。
「・・・・・・とゆーことって・・・どーゆーこと?」
私は1人、教室の中でハテナマークを大量生産させた。