変わり者同盟
――でも。
罪悪感とは、恐ろしいもので。
私はすぐに婚約者であって、結婚した人と、離婚した。
今までのことが蘇って、私の心を蝕む。
頭の中は、いなくなった彼のことでいっぱい。
これ以上一緒にいれない。
そう決意したのは、あまりにも早かったような気がする。
『ごめんなさい・・・。謝ってすむようなことじゃないけれど・・・
本当に本当に・・・・・・ごめんなさいっ・・・・・・』
元夫は、静かに微笑んで『いいよ。しょうがないんだ。きっと。』と、かすれた声で呟いた。
涙をこぼし、まだまだ子供だと自分を責める私に、彼は『ただし』と言った。
『和真は、僕が育てる。君は信用できない。』
キッパリと言った元夫に、何も言えなかった。
だって、私はそう思われて当然のことをした。
だから。
私は、今でも独身。
けれど、後悔はしていない。
彼を愛したこと。
和真を産んだこと。
どちらも、後悔するようなことじゃないと思える。
罪悪感とは、恐ろしいもので。
私はすぐに婚約者であって、結婚した人と、離婚した。
今までのことが蘇って、私の心を蝕む。
頭の中は、いなくなった彼のことでいっぱい。
これ以上一緒にいれない。
そう決意したのは、あまりにも早かったような気がする。
『ごめんなさい・・・。謝ってすむようなことじゃないけれど・・・
本当に本当に・・・・・・ごめんなさいっ・・・・・・』
元夫は、静かに微笑んで『いいよ。しょうがないんだ。きっと。』と、かすれた声で呟いた。
涙をこぼし、まだまだ子供だと自分を責める私に、彼は『ただし』と言った。
『和真は、僕が育てる。君は信用できない。』
キッパリと言った元夫に、何も言えなかった。
だって、私はそう思われて当然のことをした。
だから。
私は、今でも独身。
けれど、後悔はしていない。
彼を愛したこと。
和真を産んだこと。
どちらも、後悔するようなことじゃないと思える。