風が伝える


「はぁはぁ…」

息が苦しい

あんなに必死で走ったの久しぶり

屋上で寝っ転がる

風が私の頬を撫でる

慰めてくれてるかのように

「…ありがと」

風だけは私をわかってくれる



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