風が伝える


どうしていいかわからず

ただ見つめ返すことしかできなかった

すると竹野くんがゆっくりゆっくり

近づいてきた

「ちか…」

近いよと言った時には竹野くんの顔は

目の前にあって

そのまま唇を奪われた




< 136 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop