風が伝える


でも、小学生の時にこんな私を好きだと

言ってくれる子がいた

『千陽ちゃん!よかったら一緒に

遊ばない?』

嬉しかった

『私といて、つまらなくないの?』

『つまらない訳ないよ!千陽ちゃん

大好きだよ』

嬉しくて嬉しくて

この子がいればもう何もいらないって

思った

それからずっと、私はその子といた


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